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ブログ読者に『記事がわかりやすい』と言ってもらえた理由5選

ブログ読者に『記事がわかりやすい』と言ってもらえた理由5選

ひたすら試行錯誤で書き続けてきたブログ記事ですが。

いまは、読者の方から「記事がわかりやすい」と言ってもらえる。その理由についてお話をしていきます。

目次

なにごとも「理由」がだいじ。

ブログの毎日更新を始めてからもうすぐ4年。きょうで 1,420記事めになります。

はじめは右も左もわからずに、ひたすら試行錯誤で書き続けてきた記事ですが。いまは、読者の方から「記事がわかりやすい」とのご感想をいただけたり、それをきっかけに仕事のご依頼をいただけるようにもなりました。

というわけで。ブログ読者に「記事がわかりやすい」と言ってもらえた、その「理由」についてお話をしてみます。こちらの5つです ↓

ブログ読者に「記事がわかりやすい」と言ってもらえた理由
  1. 文章のやわらかさ
  2. 根拠を示す
  3. 結論ファースト
  4. デザイン
  5. 相性

それでは、このあと順番に見ていきましょう。

これからブログをはじめられるような方や、記事の書き方で迷っている方のご参考になれば。そして、昔のじぶんにも伝えられたらなぁ… との思いも込めて。あたりまえかもですが、当初の記事といまとでは全然違います。

 

ブログ読者に「記事がわかりやすい」と言ってもらえた理由5選

《理由1》文章のやわらかさ

「記事がわかりやすい」と言ってもらえたときには、できるだけ、その「理由」までうかがうようにしています。相手からしたらうっとうしいかもですが、こちらとしては「今後にかかわる」だいじなことなので。

やっぱり、「わかりやすい」と言われる記事を書き続けたいです。

それはともかく。記事がわかりやすい理由として、いちばん多いのが「文章のやわらかさ」。フンイキがやわらかい、やさしい、といった言葉をいただきます。

実は(と言うほどでもないけれど)、文章のやわらかさは意識して狙っていることです。たとえば、

  • 漢字を減らす(文章の5割くらいまで)
  • カタカナ語をなるべく使わない(コンセンサス、エビデンスとか)
  • 専門用語・業界用語を説明もなく使わない

ということには、だいぶ気を配っています。そうではない記事(その昔に書いていたじぶんの記事とか)と比べてみると、「文章のやわらかさ」にはかなりの違いが出ることを思い知るばかりです。

このように、意外と小さなこと、ささいなことが、記事のわかりやすさに影響していると気がつくまでにはけっこうかかりましたね… 神は細部に宿る、ということでしょう。

小さなこと・ささいなことついでで言えば。文末に「〜してください」という表現は使わないようにしています。代わりに「〜しましょう」です。

「〜してください」は、「指示」としてのフンイキが強く、文章に威圧感が出てしまいがちです。いっぽうで「〜しましょう」にすると、表現としての弱さはありますが、読者の背中をやさしく押すようなフンイキです。

書く内容や書き手の好みではありますが。言葉遣いは重要です。

《理由2》根拠を示す

記事がわかりやすい理由として、「納得感がある」との言葉をいただいています。

「同じテーマの記事をいくつか読んでみたけれど、いちばんわかりやすかった」みたいなお話はひとりふたりではないので、じぶんの記事にはそういう良さがあるのだろうと真に受けるようにしています(←じぶんに甘い)。

ただ、真に受けるだけの事情もあって。読者の方には納得・理解をしてもらえるよう、記事には「根拠を示す」ように気をつけています。

つまり。記事中では、なにかしら「意見」なり「主張」なりがあるわけですが、意見や主張の「根拠」まで書くようにしている、ということです。

逆に。根拠は書かずに、意見や主張だけをすることもできます。でも、それだと納得感がえられず、理解に苦しんでしまう。あるいは、なんかモヤモヤする。あるとき、他人の記事をじぶんが読者として読んでいたときに気が付きました。

文章の書き方、という点では。「なぜならば〜」を書き漏らしていないか?を考えながら記事を書くようにしています。これを書き漏らしたのが、根拠が示されていない文章になるからですね。

ちなみに。わたしは税理士なので「税金」のことについても記事に書いています。その際の意見や主張については、「法律・条文」を根拠にしない、というのがマイルールです。

たとえば、「〇〇法 第△条にそう書いてあるから」みたいな。たしかに、それはそれで根拠ではありますが。税理士でもない人からすると、モヤモヤが残るものでしょう。法律は読みづらいものでもありますし。

そう考えると。読者にとっての「ほんとうの根拠」は、どうしてその法律ができたのか? の「背景」にある、というのがわたしの考えです。

というわけで、いまは「法律・条文」だけを根拠に挙げることがないようにしています(参考として付記することはあります)。「いまは」というくらいですから、その昔は違っていた… ということです。

《理由3》結論ファースト

記事がわかりやすい理由として、「記事の結論が先にわかるのでいい」との言葉もいただいています。これもわたし自身、意識をしていることであり、本記事も「結論が先」の構成です。

記事の冒頭で「結論」として、ブログ読者に「記事がわかりやすい」と言ってもらえた理由を5つ列挙しています。そのあとで、5つそれぞれの話を進めていく。

このような、いわゆる「結論ファースト」は、いまではわたしの記事の「型」として定着しているものです。型として定着すると、「じぶんらしさ」にもなるようで。

ある読者の方から、「モロトメさんの記事は、だれが書いたかを見なくても、モロトメさんが書いたとわかる」と言われたことがありました。その理由が、結論ファーストの「型」です。

ただの「ワンパターン」と言えなくもなく、「型」にはめすぎる記事もどうなんだろうか? という思いもありますが。読者にとって「わかりやすい」ということであれば、いつもどおりの「結論ファースト」でいいかな。

そんなことを考えながら、またきょうも型どおりに記事を書いています。

《理由4》デザイン

記事がわかりやすい理由として、「デザイン」についてのお話もうかがっています。

たとえば、「改行がしてあって読みやすい」とか。本記事を見ていただくとわかるとおり、数行ごとに改行を入れて「あいだ」をあけるようにしています。

ブログをはじめた当初は、かなり長い文章でもあいだをあけるための改行はしていませんでした(いまもそのままにしてあります…)。しかし、読みにくいっちゃあ、読みにくい。そのうえ、パッと見たときに文字ぎっしりだと威圧感もありますよね。なんか、読みたくなくなる。

だから、適度に改行してあいだをあけたほうがいいという話を本で見たような気がします。以来、意識的に改行しているしだいです。

また、「ブログ全体の色合いがいい」とのお話もうかがっています。

この点では、原色の赤などキツめの色を使わない(昔は使っていたけど)。必要以上にたくさんの色を使わない、などを意識している結果のようです。

当然、記事の内容あってこそではありますが。そのうえでなお、デザインにも気を配る。どのような見た目だと、読者は読みやすいのかな? と考える余裕がほしいものです。

もっとも、考えてはいても「技術」が追いつかず。やりたくもできない、実現できていないデザインがいろいろとあるのは、なんとももどかしいところです…

《理由5》相性

記事がわかりやすい理由のさいご5つめ、「相性」です。

ここまではわりと「テクニック」のお話をしてきました。ただ、同じようにテクニックを使ったとしても、「Aさんのブログは好き、でもBさんのブログは嫌い」ということもあるのではないでしょうか。

同じことを言っていても、Aさんが言うと納得できるけど、Bさんが言うとなんか違うんだよね… みたいな。それって偏見じゃないか!とも思うわけですが。

言い換えてみると、「相性」なのかなと考えています。

実際に、「ディズニー好きに悪い人はいないから」とおっしゃる読者の方がいました。わたしがディズニーリゾート好きであることはブログに書いているので、それも見たうえで仕事をご依頼していただいたという経緯です。

もちろん、ディズニーだけを理由にご依頼いただいたのでもないでしょうけど。理由のひとつではあった、ということでしょう。仕事の内容とディズニーとに直接的な関係はありませんから、「相性」なのかなぁと思うのです。

とにもかくにも。相性が良い相手と出会う、相性が良い相手といっしょに仕事ができるのは、お互いにとってメリットがあることだと言ってよいでしょう。

ただ、ブログを書いていれば相性が良い相手に出会えるということでもなく。相性につながるような記事を書くことがだいじだ、と考えています。

そんなこともあって、いまは土日がじぶんのプライベート的な記事、平日は仕事的な記事という書き分けです。

以前は「だれがじぶんのプライベートなんかに興味があんねん?」と思っていましたが、いまはかまわず書くようになりました。それは自分勝手なように見えて、読者にとっては「相性診断」に役立っていそうだと実感したからです。

100人に記事が読まれたとして、100人に好かれる必要もありませんし、それは難しい、というか無理なことでもあります。100人のうち、たとえ1人でも2人でも、その役に立ちたいと思うばかりです。

その前には、そもそも 100人に読まれるのか?100人の目に触れるのか? という壁もあるわけですけどね… ブログはなかなかにタイヘンです。

まとめ

ブログ記事を書く以上は、読者に「わかりやすい」と言ってもらえるような記事を書きたいものです。

とはいえ、口で言うほどカンタンなことではなく。とくに、ブログをはじめた当初は右も左もわからずに悩ましいものがあります。

わたし個人の「経験」ではあるけれど。実際に「わかりやすい」と言ってもらえた理由がご参考になりましたら幸いです。

ブログ読者に「記事がわかりやすい」と言ってもらえた理由
  1. 文章のやわらかさ
  2. 根拠を示す
  3. 結論ファースト
  4. デザイン
  5. 相性
ブログ読者に『記事がわかりやすい』と言ってもらえた理由5選

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