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年にいちどの決算で向こう1年の銀行融資を決めてしまうのがいちばん!の理由

年にいちどの決算で向こう1年の銀行融資を決めてしまうのがいちばん!の理由

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銀行融資を受けるなら、いつがいいのか? とタイミングに悩むなら。

年にいちどの決算のとき。そこで向こう1年の銀行融資を決めてしまう。というのがいちばん! その理由についてお話をしていきます。

決算のとき以外には融資のことを考えない。

会社が銀行から融資を受けるにあたって、「いつがいいのか?」というタイミングに関する疑問があります。

この点で。年にいちどの決算が終わったとき、は「ひとつの考え方」です。

つまり、年にいちど決算書ができたタイミングで、次の決算書ができるまでの向こう1年のあいだの銀行融資をすべて決めてしまう。それ以外の時期では、基本的に融資を受けない、融資のことを考えない。

その理由について、お話をしていきます。こちらです ↓

年にいちどの決算で向こう1年の銀行融資を決めてしまうのがいちばん!の理由
  • 銀行はほぼ決算書で審査をするから
  • 社長の仕事に集中できるから
  • 準備がラクだから

それではこのあと、順番にくわしく見ていきましょう。

 

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年にいちどの決算で向こう1年の銀行融資を決めてしまうのがいちばん!の理由

銀行はほぼ決算書で審査をするから

融資を受けるなら決算書ができたとき、がいちばんである理由。1つめは、「銀行はほぼ決算書で審査をするから」です。

銀行が融資の可否を審査する際の「材料」はいろいろありますが。なかでも、決算書の重要度は高く、ほぼ決算書で決まると言っても過言ではありません。

イメージとして、だいたい7割〜9割くらいは「決算書の良し悪し」で決まる、と考えておくのがよいでしょう。銀行は、決算書で会社の業績を評価して、融資の可否を決める材料にしているのです。

決算書と同じように、会社の業績をあらわすものに「試算表」があります。決算日から2〜3ヶ月を経過してから融資を受けようとすると、銀行から提示を求められるのが試算表です。

ところが、決算書と試算表とで比べると。融資の可否に対する影響度は大きく違います。決算書が圧倒的に大きく、試算表が圧倒的に小さい。

なぜなら、決算書が「確定」している内容であるのに対して、試算表は「未確定」だからです。事実、精度が低い試算表は少なくありません。試算表では利益が出ていたのに、決算書ができたら赤字になっていた… みたいな。

ゆえに、銀行は決算書は信じても、試算表は信じていません(まぁ、決算書もあまり信じていませんが、試算表はもっと信じていない、というのが正確な表現でしょうか)。

その結果、銀行は決算書を受け取った時点で、向こう1年の融資姿勢を決めてしまいます。1年後、次の決算書を受け取るまで、融資をするかしないか、どのていど融資をするか、を決めてしまうのです。

であるならば。決算書ができたとき、その決算書を銀行に渡すときに、できる限りの説明やアピールをしておくことです。あとになってから、銀行がいちど決めた融資姿勢をひっくり返すのは難しいものがあります。

具体的には、決算書の問題点、今後の対策、向こう1年の資金繰り予測、資金調達の計画など。「決算報告」というカタチで、自社の取引銀行に伝える機会をつくるのがおすすめです ↓

決算書を持って銀行へ行く

渡すだけじゃダメ!決算書を持って銀行へ行こう【決算報告・説明のポイント】

この「決算報告」を通じて、向こう1年に必要な資金調達金額を、取引銀行のいずれかから融資を引き出すことを目指しましょう。

社長の仕事に集中できるから

融資を受けるなら決算書ができたとき、がいちばんである理由。2つめは、「社長の仕事に集中できるから」です。

いましがた、こんなことを言いました ↓

”「決算報告」を通じて、向こう1年に必要な資金調達金額を、取引銀行のいずれかから融資を引き出すことを目指しましょう。”

もしこれが実現できれば、会社は期のはじめの段階で、必要な資金を確保できることになります。つまり、向こう1年、資金繰りのことで悩む必要がなくなります。

結果として、社長は「社長の仕事(経営)」に専念できる。これは社長にとって、とても大きなメリットです。

逆に。期のはじめの段階で、じゅうぶんな資金調達ができていなかった場合はどうでしょう。当然、期の途中で、資金調達を考えなければいけなくなります。

すると、社長は資金繰りに不安を抱える。資金繰り、資金調達に時間をさくことになる。ストレスがたまる。疲労する。時間もなくなる… 社長は、本来やるべき「社長の仕事(経営)」ができなくなってしまいます。

社長の仕事は、社長にしかできません。社長ができなければ、ほかにやれる人はいないのです。

にもかかわらず、社長が資金繰りに奔走している会社があります。そのような会社は「社長不在の会社」だと言ってよいでしょう。もちろん、会社の持続・成長が難しくなります。

そう考えると。社長が社長の仕事に集中できるように、年にいちどの決算で向こう1年の銀行融資を決めてしまうのがいちばんです。

期のはじめに資金調達が済んでいれば、期の途中で資金調達はいりません。期の途中で資金調達、というのはやらなくてもいい仕事です。やらなくてもいい仕事を社長はやっていないか? 振り返ってみましょう。

準備がラクだから

融資を受けるなら決算書ができたとき、がいちばんである理由。3つめは、「準備がラクだから」です。

さきほど、こんなハナシをしました ↓

”決算日から2〜3ヶ月を経過してから融資を受けようとすると、銀行から提示を求められるのが試算表です”

ということは。決算日から時間がたって融資を受けようとするときには、「試算表を作成する・提示する」という手間が加わります。

いやいや、試算表はつくるのがあたりまえなのだから手間ではないだろう。と言うのであればそのとおり。けれども、試算表はつくっていない、つくっていても毎月はつくっていない、という会社もあるのです。

そのような会社にとっては、融資時の試算表作成が手間となり、障害となります。また、試算表については、こんなハナシもしました ↓

”銀行は決算書は信じても、試算表は信じていません”

実際、期の途中で銀行に融資を依頼すると。試算表では利益が出ているにもかかわらず、「次の決算を見てから」などと言われることもしばしば。試算表が信用されていないことのあらわれです。

ということは。もしも、試算表を必要とするタイミングで融資を受けようとすると、信じてもらうための手間がかかることになります。

決算書に近い精度でつくること、また、そうしていることを明らかにするために説明や補足資料の提示が必要になることもあるでしょう。これもまた手間だと言えます。

そう考えると。同じ融資を受けるにしても、決算書ができたときならばラク。少なくとも、試算表を出さなければいけないタイミングよりは、決算直後のほうがラクなものです。

さきほども言ったとおり、資金繰り・資金調達は「やらなくていいのであればやらないほうがいい仕事」です。できるだけやらなくていいように、やるにしてもラクにすむように、ということを考えましょう。

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まとめ

会社が銀行から融資を受けるにあたって、「いつがいいのか?」というタイミングに関する疑問があります。

これについては、「決算書ができたとき」に済ませてしまうのがいちばんです。年にいちどの決算で、向こう1年の銀行融資を決めてしまう。その理由を押さえておきましょう。

年にいちどの決算で向こう1年の銀行融資を決めてしまうのがいちばん!の理由
  • 銀行はほぼ決算書で審査をするから
  • 社長の仕事に集中できるから
  • 準備がラクだから

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